完成度90％のリノベーションマンションと新築住宅＋インテリアショップ

「老後」がテーマの平屋から生まれたのは、新しい「今」の暮らしの心地いい形 ご両親の介護体験から、「老後も暮らしやすい家」というコンセプトで家づくりをしたMさん。「お風呂が1階、リビングが2階にあり、行き来が大変だった」というリアルな経験から、平屋を選択。設計は店舗デザイナーである妻が担当しバリアフリーのシンプルな間取りで、動線もスムーズに考えられています。

カーペット敷き込みの床は、「仕事で使って快適さを知っていたので、それがLDからキッチン、廊下、寝室へとシームレスにつなが ればいいなと思って。足腰に負担が少ないので老後にも優しい素材です」。 ベージュのカーペットとグレーの壁の空間の魅力を増幅しているのが、アンティークのドア とシャンデリア。年月を経たものの存在が奥行きのある世界観をつくり出しました。 キッチンはオリジナルの「未完成キッチン」。ミラー貼りで存在感を放ちつつ、キッチンらしさがないので、インテリアの一部として空間になじんでいます。老後までの長い時間もその先も、ずっと自分たちらしく心地よく過ごせる家が完成しました。