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今の暮らしを見つめることが、
次の家づくりのヒントになる。
美点を受け継ぎ、これからに備える平家。
 
埼玉県・M邸  
新築注文住宅 埼玉
未完成住宅 × DIY工務店 & 9
外観も内装も、他かなり個性的な一軒家ですね。
 
 私は長く空間デザインや店舗デザインの仕事をしてきたので、設計は自分で手がけました。でもそれ以前に、夫から提案されたコンセプトがあるんです。それは「老後も暮らしやすい家」というもので。コンセプトが明確だったから、設計もスムーズにはこびました。
 
 
「老後」というワードとは程遠い印象ですね。
 
結婚して家を建てようという時って、夢や希望がいっぱいありますよね。私たちの場合はそこで「老後」というキーワードも大事にしたかったんです。このコンセプトは夫が経験したご両親の介護からきたもので、きれいごとではないリアルな部分を反映することができました。その当時はお風呂が1F、リビングが2Fにあったのでその行き来が大変だったと聞きました。何よりもまず平家を選んだのは、その経験談の影響ですね。彼のリアルな意見を聞きながら、デザインに落とし込んでいきました。「老後も暮らしやすい家」=「これから二人で生きていくための場所づくり」という意味にもなったと思います。
 
 
 
 
 
そこから未完成住宅を選んだ理由は何ですか? 
 
未完成住宅にトライしたのは、単純ですが設計デザイナーをしていた頃にたくさんのプロジェクトを共にした代表から「やってみない?」と誘われたから。とにかくセンスが合う、その点は断言できる。私自身はDIYに興味がある方じゃないけれど、自分の設計した新居に想定外のプラスワンが生まれるかも、と期待してOKしました。
 
 
 
 
未完成住宅からの提案で、印象的なものはありますか?
 
私たちの土地は彼の祖父母の代から引き継いでいるのでもともと古い部分もあり、石塀などは絶対に残したほうがいいとアドバイスされました。石塀とブロック塀を同じ材料で塗装して、質感の違いが出た状態を見たとき、面白いことができたなって思いました。今も少しずつ塗り足して楽しんでいます。
 
 
 
 
 
 
昔からあるものを、壊さずに受け継いだんですね。
 
内装でも、設計の基点となっているのはアンティークのドアなんです。これはネットで見つけて一目惚れしたもので、代表と一緒にショップへ行って見てもらいました。さらにそこでアンティークのシャンデリアに出会い、世界観がぐんと広がりました。どちらもベルギーのアンティークで、質のいい木材が使われています。時を越えてきたものと新しいものを共存させると、空間に不思議な磁力が生まれますね。夫はアンティークのドアを入れたらどうなるのかってちょっとイメージしにくかったみたいですが、実際に完成したものを見て「なるほど!」と納得してくれました(笑)。
 
 
 
 
 
DIYキッチンについてはいかがですか?
 
他のメーカー製のものも比較検討したのですが、結局これしかないという感じでした。良い意味でキッチンらしくなく、内装の一部として馴染んでくれて大変満足しています。ミラー貼りで尖ったデザインに感じられるかもしれないのですが、ベースはシンプルに美しいキッチンです。そこだけ取り上げて見ると存在感がある一角でありながら、周りのものにすっと馴染む、我が家の内装には欠かせないキッチンです。
 
 
 
 
 
実際にDIYを経験された感想を教えてください。
 
夫はもともとDIYが好きだったので、未完成住宅でのDIYを機にいろいろ楽しんでいます。庭の芝生も、ほとんど一人で貼ってくれたんですよ。他にもちょっとDIYで手を加えようか、って案はいくつか出ています。例えば土間の部分は通常より高く作って、足腰が弱くなってから腰掛けて昇り降りできるように設計しましたが、今はまだもう一段踏み台がほしいレベル。その時の二人が欲しいなって思うものを修正していくことで、次はこうしてみたいって理想が見つかるのかもしれませんね。